プロ野球のキャンプが開始されました。小さいころから野球を始め、神童と呼ばれた子ばかりの集団です。ドラフト会議で指名され、晴れてプロとなったものの、みんながみんな一軍で活躍するとは限らない厳しい世界です。プロになっても毎日バットを振り、ノックを受け続けます。どのスポーツや芸能なども同じです。練習や稽古を怠ってはならないのです。
「やる気スイッチ」 ~こども園教育で大切なこと~
×「やらない」⇒「できない」⇒「できない」と「どうして、やらないの!」と叱られる⇒叱られると「イヤな気持になって、やる気がなくなる。」⇒「やる気が出ないから、また、やらない」⇒やらないから、またできない⇒すると「何回言ったらわかるの!」と叱られる⇒イヤになる。これが負のスパイラルです。
〇「やる」⇒「できる」⇒「褒められる」⇒「うれしい」⇒「やる気が出る」⇒「前よりもできる」⇒「また、褒められる」⇒「うれしくなり、やる気が増す」⇒「もっとできるようになる」⇒「楽しくなる」これが正のスパイラルです。
親や先生は、子どものやる気スイッチをうまくONにすることです。このやる気スイッチは、その子によって違います。幸いなことにスパイラルなので、どこからでも回転方向を変えることが可能です。
良かれと思った指導でも、逆スイッチになっている場合があります。そこが教育の難しいところです。どんな優秀なAIでも人を育てる最善手を見つけることは困難でしょう。長年の経験と教育的センスが必要です。「教育は人なり」と言われる所以です。「偉大な教師は、子どもの心に火をつける」と言います。
0 件のコメント:
コメントを投稿