2023年2月22日水曜日

花だより “ちやほやされると教員の質は落ち”” 白寒菊 フキノトウ

 

“ちやほやされると俳優の芸は落ちる” 
 劇作家の菊田一夫に戒めの小唄があります。「役者殺すにゃ刃物は要らぬ、ものの三度もほめりゃいい」ちやほやされた人には自衛のために何をすればいいか。芸能と別の世界では、ある天才が対処法を語っています。物理学者のアインシュタインは、「称讃による堕落から逃れる方法はただ一つ。仕事を続けることである。地道に仕事をせよ。」「ノーベル賞は、私にとって過去になった。純金製のメダルは大切に保管し、もう見ることはないと思う。」また、山中教授は「これからは一科学者としてすべきことを粛々とやりたい。」と語っています。
“実るほど頭が下がる稲穂かな”という言葉があります。偉くなると勘違いする人がいますが、本当に偉い人は、自分を戒めることを知っています。
 保護者アンケート(学校評価)では、概ね良好な評価でしたが、中には、担任の指導に批判的な記述がありました。“保護者の目は厳しい”と感じることが必要です。
 「きれいな花が咲きました。見えない根っこのおかげです」
 お寺の掲示板に書かれてあった言葉です。普段、車で通るので掲示板があることすら知りませんでした。遠足で歩いて初めて知りました。「見えない根っこ」とは、辛い厳しい練習や普段の行いのことを言うのかと思いました。遠足の次の日、足が張って痛いのは、車ばかり乗って、学校では校長室でパソコンに向かい、運動していないせいです。「きれいな花が咲きました。見えない根っこのおかげです」の意味がよ~く分かりました。


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