「先生はボク(ワタシ)のこと、嫌いなんだ!」≪教師がやらなければならないこと≫
① 想像力を働かせる
学級に30人の子どもがいたらそれぞれ個性がある。教師が発した言葉や振る舞いが学級の子ども全員に同じように映っているわけではないことを前提にする。
言葉で伝わるメッセージよりも、表情や声のトーン、振る舞いなどの方が教師の本心を表すこともある。言葉で「いいですよ」と言っても声の調子が合っていなければ本心ではないと相手に伝わることがある。子どもはそれを敏感に感じ取るのです。
② 同じルールで叱る
子どもは、自分への対応だけでなく、他の子への対応など周囲との比較によっても大人からの注意の向けられ方が好意的なのか、そうでないのか、期待されているか、諦められているかを感じている。成長するにつれて大人の矛盾に厳しくなる。ただし、特別な支援を要する子が学級にいる場合は、ルールの基準が異なる場合があるので注意しましょう。
③ 子どもの思いを知る
「先生はボク(私)のこと、嫌いなんだ。」と直接聞くことはあまりありません。親あるいは、養護教諭や他の先生、SC(スクールカウンセラー)、こども園のときの先生などから、聞かされることが多いです。SCが出会う子の多くは、「こんなこと言ったら迷惑にならないか」「心配をかけてしまう」「よけい面倒なことになる」など複雑な思いを抱えているのです。こういった思いに対しても想像力を働かせることが大事です。
*他に④話をよく聴いて整理する。⑤説明し、場合によっては謝ることが大切です。
ときどき自分の指導を振り返ってみることが大事です。
0 件のコメント:
コメントを投稿