【平成24年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
市P連主催 教育講演会 9月2日(日) 芸文ホール 北小PTA当番校
「タマゴマンは中学生」の著者 講師 坂本 勤先生
~サイはね。ほんとうはね、つるっとした体だったのにね。早く起きなサイ。勉強しなサイ。テレビを見るのをやめなサイ。なんていう言葉を聞いているうちにね。かわいそうにね。かたい、かたいヨロイを着てね。自分のからにこもるようになったんだって。ヨロイを一度着てしまうと ぬがすことは不可能だよ。体にぴったりくっついちゃうから。やさしさも、かたいヨロイにさえぎられて、もう伝わっていかないし、周りの声も、ほとんどとどかなくなるよ。自分は自分って思うようになって、何か周りで、はたらきかけたら、うるサイっておこるようになるよ。~
講演はこんな言葉から始まりました。講師の坂本 勤先生は、平成12年生まれの75歳(札幌在住)、元中学校の国語教師、教員時代の学級通信を基に退職後に自費出版した本が道新の記者の目にとまり、「タマゴマンは中学生」を出版、現在は、好きだった絵とともに詩画作家として活躍しています。
先生を北見駅でお迎えしたとき、真っ先に「講演会の準備大変でしたでしょ。お疲れ様です。」とねぎらいの言葉をかけていただきました。「私の言うことが絶対ではありません。一つの考えです。もしかすると私の話の中で、知らないうちに誰かの心を傷つけてしまったかもしれません。お許しください。」と最後締めくくりました。誠実で、優しいお人柄が伝わる心がホッとする講演でした。
《参加者の感想を紹介します。》
~あっという間の1時間半でした。とても聞きやすく考えさせられるお話でした。私も笑顔は大事だと思っています。子どもと笑顔で暮らしていきたいと思います。①“いってらっしゃい”と言ってにっこり笑う。②“お帰りなさい”と言ってにっこり笑う。③カレーライスのご飯は半分しか入れない。おかわりをしたら、「母さんが作ったご飯おいしく食べてくれてありがとう。」という。④ ジャージ汚れて帰ってきたら、「こんなに頑張ってきたんだ。」と言う。以上の4点を実行する。すごく勉強になりました。~
*暑い日でした。お手伝いをいただきました保護者の皆様にお礼を申し上げます。また参加された皆さんには、どうか、坂本先生の話を参加できなかった人に話してあげてください。お願いします。
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