2017年9月9日土曜日

花だより ヒメジョオン イチロー選手に学べ


【平成25年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
偉業!メジャーリーグのイチロー選手が4,000本安打を打った時のインタビューで
「8,000本以上の凡打の積み上げ」と答える。

 さすがのイチロー選手も全部ヒットにすることはできない。失敗の繰り返しから学び、そして、練習することが大切だと言っています。この話を4年生の書写の時間にしました。 
「ああ~、失敗した。うまく書けないよ。」という子は、字が上手になります。何も考えないで100枚書いても全く意味はない。上手になりません。“ここはもっと長く書けばよかった。ここはもっと太く書けばよかった。”と気づくことが大事です。消しゴムで消せないぶん、集中して丁寧に書かなければなりません。よい作品を見て真似しようとすることも大切です。書写の勉強とは、ただ書けばいいというものではありません。
「校長先生、お話ばっかりしているから、2枚しか書けなかったしょ!」  
 ハルジオンとヒメジョオン 
 春から夏にかけて道端でよく見られるハルジオンは、ヒメジョオンに対比して呼ばれることがあります。ヒメジョオンは、漢字で書くと“姫女苑”なので,“ジョ”なのです。この二つは、花がよく似ていて混同してしまうことがあります。
 恥じらうようにつぼみが下を向いているのがヒメジョオンという説もありますが、どちらも下を向いていることが多く、実際見分けるのが難しいです。
 花言葉 「追想の愛」「素朴で清楚」は、恥らうようにうつむいた淡いピンクがかったつぼみが清楚に開く花の姿に、若き日の清純で一途な愛をなつかしく思い出してつけられたそうです。

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