【平成24年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
《シリーズ「イキイキ子育て」》
子どもが育つ!簡単で大切な50の方法 ジャン・ダーガッツ著より
~言葉の使い方を教える~
親は子どもの間違った言葉づかいを矯正する必要があります。言葉の間違いを犯さない子どもは一人もいません。子どもは単語のさまざまな組み合わせ方を試します。その組み合わせが間違っているのに、誰もそれを指摘して直さないなら、子どもはそれが正しいと誤解して使い続けてしまいます。
正しい言葉を使うと、学生時代だけでなく生涯にわたって得をします。実際、同僚や取引先との会話で正しい言葉で話していないために、なかなか昇進させてもらえない人がたくさんいるのが実情です。(表向きは違うかもしれませんが)
言葉が正しく使えないために「低学力」と判断されている子どもがたくさんいます。親は子どもにそういう損をさせないように配慮すべきです。将来、それが原因となって社会に適応できずに苦しむことがあります。子どもは周囲の人やテレビから好ましくない言葉を覚え、特定の言葉の響きに喜びを感じます。しかし、その中には、人を罵倒したり差別したりする不適切な表現が含まれていることがあるので要注意です。そんなとき、親は「そういう言葉を使ってはいけません。」と注意する責任があります。そうしなければ、子どもはそれを受け入れられると思い込んでしまうからです。言葉の使い方が不適切だと周囲から拒絶と批判を招き、自尊心を台無しにしてしまいます。
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