【平成24年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
子育てハッピーアドバイス「おじいちゃん・おばあちゃんにできること」
お得意様サロン(校長室)来客者の声
~お米一粒には、7つの神様がいるんだよ。たくさんの人の手間暇がかかってごはんを食べることができる。一粒たりとも粗末にしてはいけない。~
私は、おばあちゃんに育てられました。すごくいいおばあちゃんで物の見方、考え方、全ておばあちゃんから教わりました。そんなおばあちゃんから教わったことです。
おじいちゃん・おばあちゃんのいいところ 異なる価値観を伝えられる
基本的には、祖父母は、両親の子育ての価値観を尊重すべきだと思います。しかし、親といっても実際はつい最近大人になったばかりの人間です。わからないこともあるし、判断を誤ることもあります。
そういうときに、今までの長い人生経験から、「こういう考え方もあるよ」と別な価値観を伝えることは、子どもにとっても新しい世界を発見することになるでしょう。別のものさしを教えられることで、自分の存在価値を再発見することもあります。子どもは、さまざまな価値観に触れながら成長していくものです。地域の関わりが希薄になった今、親や学校と別の価値観を伝えられるのは、祖父母だけといってもいいかもしれません。おじいちゃん、おばあちゃん遠慮しないでください。また、積極的にアドバイスを受けましょう。
私も皆さんの祖父母に近い年代です。いくら“お得意様サロン”と言っても「やっぱり校長室の敷居は高い」と言われます。中には、“校長室は、叱られるときに入るところ”という人もいますが、そうではありません。メンタルヘルス(心の健康)の講習会(管理職対象)に参加(8月28日)して教わったことがあります。
《面談のコツ》~「傾聴すること、相手に話させる。相手の話を受容的、共感的、支持的に聞く。具体的に聞く。そして、忠告、激励、批判は控えること」と言われました。保護者の皆さんの声に耳を傾ける姿勢で接します。お茶菓子、ケーキなどは用意できませんが、どうぞお気軽にお越しください。祖父母になったつもりで、異なる価値観を伝えられたらと思います。
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