2018年3月11日日曜日

花だより キランソウ 雪解け 子どものストレス

 ◇■◇子どもも大きなストレスを感じています◇■◇
 友だち、上級生、先生とのすれ違いや不仲など、急激な体の変化、成績や進学の悩み、家族のこと、引っ越しなど、子どもが抱えるストレスはさまざまです。ストレス反応には、イライラする。緊張する。食欲がない。眠れない。集中力がないなどの症状が現れます。こうしたサインを見逃さないことです。
 適度なストレスは心の発達の上で必要ですが、健康に害となるような過度なストレスには、適切な「対処法」をとることが必要です。大人は、ストレスを感じるとお酒を飲んだり、パチンコをしたり、カラオケで発散する術を知っていますが、子どもはそれができません。ストレス発散法を覚えたとき人は大人になるとも言われています。
 物事から逃げるだけではストレスの解消にはなりません。試験のために勉強したり、試合のために練習したりと問題に立ち向かうことが、ストレス反応を下げる最も良い方法です。他に、汗をかくくらい運動(遊ぶ)する。音楽を聴く。信頼できる人に相談する。自分の気持ちを素直にノートに書いてみる。(書くことで頭の中を整理することができます。)ストレスの感じ方は、人それぞれ違います。解消法も人それぞれです。自分に合った方法を見つけることが大切です。そして、リラクセーション(ストレスに対する自己コントロール)で最も大切なことは、親や教師自身がリラックスして、穏やかな雰囲気を作ってあげることです。


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