山本五十六 訓
苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹が立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これをじっと我慢していくのが
男(教頭)の修行だ!
寒さにふるえた者ほど 太陽のあたたかさがわかる
人生の悩みをくぐった者ほど 生命の尊さを知る
苦さを味わった者ほど 甘さがわかる
教頭先生の仕事は本当に大変だ!
教員の働き改革が本格的に議論されているが、一番に考えてやらなければならないのは、教頭先生だ。教頭の先生の仕事は激務である。毎日12時間近い勤務時間で、土日も学校に出ることが多い。なり手がいないのも納得するが、誰かがやらないと学校は成り立たない。
校長連中は、「誰もが通る道だ。教頭時代は、学校を回しているという自負があった。」とやりがいを強調する者もいるが、今の教頭先生を見ていると、精神論だけでは語られない。事務軽減化のためのITの導入だったが、現場では感じていないだろう。安易さがさらに雑務を増やしているし、理不尽な保護者対応に悩んでいる教頭先生も少なくない。加えて、自分のメンタルヘルスが大事なのに職員室では、教員のメンタルヘルスに目配りと気配りをし、校長を支えなければならない。過労死寸前である。
昇任になった教頭先生に、山本五十六の訓の「男の修行」を「教頭の修行」に替えて送ったことがあったが、最近はこの言葉を使うのはやめる。「じっと我慢する」のはもう止めよう。
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