2018年3月24日土曜日

花だより 蕗の薹 ゲーム脳


 高慢な教育論より、規則正しい生活の徹底を
 子どもの学力低下が懸念されていますが、基本となる規則正しい日常生活が送れなければ、どんな優秀な教師がいかに素晴らしい授業を行っても、真の学力向上など望むべくもありません。今必要なのは「高慢な教育論」ではなく「早寝、早起き、三食しっかり食べて、親の手伝いをする」このことの徹底です。
 早寝の効果 今流行りの脳科学で説明 「ゲーム脳」をどう防ぐか?
 脳科学をもとに東京のある小学校で「早寝、早起き、朝ごはん」「テレビゲーム漬けはダメ」を合言葉に、朝の読書と外遊びを励行した結果、学級崩壊寸前のクラスが立ち直り、授業に集中する雰囲気が高まったといいます。睡眠は、脳のニューロン(神経細胞)の発達に必要なのです。脳が働くには朝食でエネルギーをとらなくてはならないのです。外遊びで寒暖の刺激に皮膚をさらすことで脳も元気になります。読書は脳の前頭葉を活性化させます。
 ところが、同校で保護者の了解を得て、脳波検査をしたところ脳波の一部が認知症の高齢者に似ている「ゲーム脳」とやや似た兆候を示した「半ゲーム脳」の児童が半数以上もいたというのです。「ゲーム脳」とは、「長時間ゲームをやり続けると前頭葉の機能低下が日常的になり、脳が機能低下を起こす状態」そうなるとニューロンが働かず、注意力散漫で持続力がなく、暴力的な子どもになってしまうのである。この恐ろしい「ゲーム脳」から子どもたちを守るためには、ゲームは1日15分まで、夜は9時に寝て、朝は6時半に起きる。朝食をしっかり食べる。これでゲーム脳を防ぐことができる!!


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