2019年5月2日木曜日

花だより スズラン 象徴天皇


 【象徴天皇】
 「天皇は、国及び国民統合の象徴です。」 
    「先生、“象徴”ってどういう意味ですか?」
   社会科の時間にこんな質問があって、小学生にどう説明しようか、悩んだことがあったことを思い出しました。出した答えは、「みなさんのお手本です。」
 10連休に入って、連日、退位と即位、皇室に関する特別番組が報道されています。特に美智子上皇后さまの特番を見て、「国民と共に、国民に寄り添う」お姿に感動しました。「お手本」と説明したことに間違いはなかったと確信しました。
 平成の時代は災害の時代とも言われ、被災地へのお見舞いでは、跪き、被災者の目線でお言葉をかける姿が何度もありました。お付きの人が「時間です。」と言ってもなかなか立たなかったそうです。天皇陛下のこうした行為に勇気づけられた国民は大勢いたそうです。これは天皇に対する畏敬の念から生まれるものですが、受ける国民の中には、胡坐をかくなど、非礼な人も少なくありません。これが今の日本人なのです。「お手本」は見習うものです。
「令和」の時代の象徴天皇は、どうなるのでしょうか? 


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