『潮見地区盆踊り大会・ご協力の礼状』が届きました。
残暑の候、貴職には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より潮見地区町内会連合会に対し、特段のご配慮を賜り、衷心より篤くお礼申し上げます。
さて、去る8月6日(土)7日(日)に行われました潮見地区連盆踊り大会は、懸念された天候の崩れもなく無事終えることができました。
今年は年に数回しか袖を通さない浴衣姿で踊る子どもたちを見て、日本の夏の風物詩を感じました。踊りの後のお土産を大事そうに抱えて帰る後ろ姿に、年甲斐もなく幼いころを思い出し、目頭を熱くいたしました。
6日は360名、7日は400名近い子どもたちが集い、理事たちは予想を遙かに超える子どもたちにうれしい悲鳴をあげました。予定通り子どもの部が終わり安堵した次第です。今年は中学生の参加者が無く、少し寂しい踊りの輪でした。また開催期間中、児童生徒にご配慮いただきました教職員各位に深く感謝申し上げます。
参加した子どもたちが盆踊りを『ふるさとの文化と伝統』ととらえ『助け合いの心』を持ち『東日本大震災の被災地へ潮見地区から元気を送ろう』の言葉を理解していただけたら幸いです。その被災地の子どもたちが、一日も早く元の生活に戻れるよう心から祈るものです。
結びに、盆踊り大会にご協力いただきました貴校に対し、潮見地区連として深く感謝申し上げますとともに、ご報告とお礼をかねましての文といたします。
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私も年に一度着るかきないかの浴衣を着て、行ってきました。踊りの輪が3重になっていました。お土産のお菓子をもらうときは、役員の方や地域の民生委員方が順番を守るように子どもたちに声をかけていました。教育は、学校と家庭と地域の連携が大切だと言われていますが、その通りだなと思いました。お礼を言うのは学校の方です。ありがとうございました。
亡くなった祖母が「あんたの母さんは、盆踊りの音が聞こえてくると、もうそわそわして、毎晩踊りに行ったもんだよ。」「母さん、そんなに盆踊りが好きだったの?」「今と違って、小さい頃の楽しみは、お盆とお正月とお祭りしかなかったからね。それにこのときはみんな休みで親戚中が集まってにぎやかだった。おこづかいを貰えるのもそのときだけだったからね。」そんな母は80歳になりました。趣味は社交ダンスで週に一度踊っています。
被災を受けた東北各地でも危ぶまれた夏祭りが開催されました。祭りはイベントと違いその地域の風土がつくる何百年も続く固有の文化です。古里に息づく人のつながりを感じます。北海道は歴史が浅く、すぐ新しいものに飛びつく傾向がありますが、ふるさとの祭りや文化、人とのつながりを大切にしたいものです。
ラジオ体操 これも町内会の皆さんが中心に行っている夏休みの行事です。
休み中、3カ所の会場を回りました。大人と子ども30人近く集まっているところから、4~5人のところもありましたが、6時25分頃、眠たい目をこすりながら集まってきます。「あっ、校長先生も来たの?ぼくね。一回しか休んでいないんだよ。」とラジオ体操のカードを見せてくれました。朝、職員玄関の花の世話をして、それからラジオ体操に行き、その帰り校区を散歩して回るのが、夏休みの日課でした。玄関前にあさがおセットが置いてあると、“ここは1年生の家だな。”と思いました。
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