2019年8月5日月曜日

花だより サルスベリ 夏休みの思い出(赤ペン)

~夏休みの絵日記から~ 
 キャンプや旅行、花火大会を見に行ったことなどが多い絵日記の中で、目に止まったのがこれです。
~7月26日(くもり) きょう、じてん車にのりました。お母さんとのりました。じてん車で遠いところまで行きました。たのしかったです。~
 赤ペンでコメントを入れるとしたら、~「遠い」が漢字で書かれていました。お母さんに聞いたのでしょうか?仲のいい親子の姿が目に浮かびます。遠いところとは、どこなのでしょうか?~
 ■夏休みの出来事■ 
 お盆、実家に帰ったときおそば屋さんで、教え子のお母さんと10数年ぶりに会いました。「牧野先生じゃないですか?けんすけは、この近くの〇〇に勤めているんですよ。2年生のときに描いた絵、まだ玄関に飾ってあるんですよ。」と声をかけられました。
 “ああ~!、夏休みに描いたキタキツネの絵だ。”確か~とてもじょうずにかけました。げんかんにかざってもらって、みんなに見てもらいましょう!~と赤ペンで書いた記憶がよみがえりました。
 日記や図工の作品、テストや家庭学習には、必ず短くてもコメントを書くのは、どの先生もやっていることだと思います。赤のボールペンは、固くてどうも書きづらいので、最近は見られなくなった赤のソフトペン(インク式で先がフェルトになっている。)を使っていました。
 誕生日にクラスの子どもたちから、赤いソフトペンをプレゼントされたことがありました。手紙が添えられていて、「まきの先生、いつも赤ペンでいろいろかいてくれてありがとうございます。赤ペンが太くなってきたので、新しいのにしてください。」と書かれてありました。ソフトペンは、先が柔らかいので、使っているうちにだんだんと太くなってくるのです。当時、1本200円だったと思います。一人10円ずつ出して買ったものでした。


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