8月17日 教育ジャーナリスト青木 悦氏を招いて、潮見小学校PTA教育講演会を開催しました。
19日、エコーセンターの「幼児を育てる親の子育て講演会」(社会教育主催)に来網されると聞いて、その前に無理を言って実現したものです。子どものしつけや心の中にある理想の子ども像などについての話に約80人の保護者と職員が集まり、耳を傾けました。
青木氏は、新聞や雑誌の記者を務めた経験や自身の子育ての経験から得た子どもたちの現状を語りました。「しつけというのは、本来、生きていくための技術を教えること。それがいつの間にか、子どもを叩いて黙らせることになってしまった。」と現代社会の“しつけ”を分析。「あきらめず、長いスパンで教えていってほしい。」さらに「自分の理想とする“幻の子ども像”を心の中につくり、自分の子どもと常に比較していないか、幻の子ども像は、子どもを追い詰めてしまう。」と訴えていました。
我々は汗を拭き拭きお話を聞いていましたが、先生は、気温35℃の東京から25℃の網走に来て「網走は涼しくていいですね。」と長袖で講演をされていました。19日の講演後、真っ直ぐ兵庫県に向かわれました。
子育てに“正解”を求めてさまよう人がいます。“失敗”したと、自分を責める人がいます。
“誰でも当てはまる正しい子育て”なんて存在しないこと あるのはただ子どもと一緒に、悩み、泣き、喜ぶ、子どもと共に生きること… それぞれの大切なものに気付き、そっと背中を押してもらえる講演でした。
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