2019年8月31日土曜日
花だより ホウセンカ STOP自殺 #しんどい君へ
要注意!! 夏休み明けの9月が、18歳以下の自殺が一番多い
教室以外に居場所を ~ネットが心の支えに~
STOP自殺 #しんどい君へ 読売新聞 8月24日(土)
ユーチューバー ゆうこすさん(25)
本名・菅本裕子 モテるためのファッション雑誌などのユーチューブ、ツイッター、インスタグラムといったSNSで発信し、同世代からの支持を集める。総フォロワー数は150万人以上
中学生の頃は少女マンガが好きで、恋愛もしたくて、かわいくいたいと思っていました。でも、そうした行動が「ぶりっ子」と非難されました。
当時はクラスメート30人が自分の世界の全て。みんなに嫌われるのは世界を追放されたようでつらくて、悪口を言っている子たちと一緒に居たくなくて。午後から学校に行き、部活動の吹奏楽に参加して帰る日々でした。
心の支えになったのは、インターネットでした。チャットにはまり、好きな音楽のサイトにコメントもしました。趣味や好みが合う人がたくさんいて、世界が広がったことで居場所ができ、安心しました。
高校2年でHKT48に入りましたが、辞めた後に事実無根の中傷がネットに書かれました。街行く人が自分を指さしてやゆしているように感じられ、人に会うのも苦痛になり、実家で1年間のニート生活を送りました。
私は、いまではSNSで発信して人から共感をいただいて活動できていますが、いま本当に悩んでいる子に、「つらい経験が将来プラスになるよ」なんて言えない。
でも教室以外のどこかに居心地のいい場所が作れれば、世界は明るく見えてきます。ネット上でもいいし、つらいときは病院などの専門機関に相談してほしい。しんどい思いを抱える人は、痛みを知っている。だからこそ、乗り越え、立ち直ることができたら、今の何倍も強く、優しくなれると思います。
フリースクールを運営するNPO法人「東京シューレ」
理事長 奥 野 圭 子
長期休業明けの自殺が後を絶たないのは、「学校は苦しくても行かなければならない」という固定観念に縛られるからだ。フリースクールなど学校以外の学びの重要性を認めた「教育機会確保法」の成立から間もなく3年だが、その中身が理解されているとは言い難い。基本方針で「登校のみを目標にするのではない」と示され、休養の必要性も明記されている。「不登校だと、大人になったときに社会の中でやっていけるのか」と心配する声もあるが、フリースクールの多くの卒業生は進学し、自分の好きなことに取り組んでいる。保護者は、その子にしかない価値を認めてあげ、生きる楽しさを子どもが感じられるように寄り添ってほしい。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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