2020年4月16日木曜日
花だより 北小学校経営方針2015 ヤマブキソウ
北小学校経営方針2015は Nプラン+1《need》 続き
《特別支援教育の充実》
今年は、特別支援教育の全道大会会場校になります。特別支援学級在籍児童の増加への対応とインクルーシブ教育システムの構築が求められていますので、特別支援教育は学校経営の重点に据えなければならないと考えます。
校長がまずやらなければならないことは人的な配置です。今回の人事では、特別支援担当者の確保を重点にしました。加えて研修が大事です。全道大会を機会に全職員で特別支援教育について研修を深めるべきです。
《学力・体力向上対策は外せない》
病気の処方箋は、さまざまな検査で決められます。今の世の中、触診やレントゲン写真だけで診断する医者はいません。血液検査やMRI・CTなど、最新の医療器具を駆使して診断し、治療方法を決定します。教育も同じです。精度の高い検査(知能検査・学力検査・新体力テスト)をして、何が課題なのかを明確にし、それを共有することがまず必要です。
少人数指導加配、授業改善チーム活用事業や時間講師など考えつく加配(通級学級は残念でしたが)は、全てもらいました。後はその成果を上げるだけです。
《生徒指導と保護者対応が悩みのタネ》
生徒指導と保護者対応は、決して一人で抱えないことです。責任を背負い込むようなことはしないことです。問題が生じたときは、すぐ生徒指導部や教頭に相談することです。また、関係機関との連携が解決の鍵を握ります。早い段階での報告・連絡・相談が大事です。
《+1はNと+C(clean)も考えた?》
職員室の配置が新しくなり、机の移動に伴い長年溜まっていたゴミが大量に出てきました。誰かがいなくなったからではありませんが、これを機に職員室がきれいになることを願っています。
3年前に初めて斬新なデザインのこの校舎に入ったとき、外観と異なり汚い学校だと思いました。
図書コーナーやプレイルームの上はグチャグチャ、準備室はゴミ屋敷?観葉植物は瀕死の状態、賞状額は埃まみれ、賞ケースは雑然と置かれているだけ、中庭は雑草が伸び放題、学校周辺の樹木も手入れが行き届いていませんでした。(決して先生方を批判しているのではありません。)ところが、この3年で少し環境がよくなってきました。先生方や用務員さん、事務員さん、土曜警備の方など、さまざまな方の協力のお陰だと感謝しております。
しかし、まだまだ気になるところがたくさんあります。改善するにはお金が伴いますので、あれもこれもやりたいことがあってもそう簡単に実現できるものではありませんが、職員室の机上の整理整頓は、お金が無くても心がけ次第できれいになります。
「学校が変わった?」 手っ取り早い方法は、目に付くところをきれいにすることです。これで印象が大きく変わります。皆さんの協力をよろしくお願いします。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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