2020年4月28日火曜日

花だより 校長が変われば、学校は変わる スイトピー

論理的説得力と校長の品性
              オホーツク管内校長会長として思うこと
 学力向上には、教職員に校長の経営方針を理解させ、参画意識(危機意識、意欲)を高めることが肝要です。
 「論理的説得力」について、「“なるほど”と倫理的に説明することで教職員を納得させる」ことが必要です。教職員に参画意欲を促すとは、「よし、この校長に付いていこう!」と思わせることですが、先輩校長や管内で実績をあげている校長を観ると、教職員にそう思わせるのは、論理的説得力だけではなく+αが必要ではないかと考えます。
 校長としての使命感と品性(誇り)斯かる校長は良校長なり(大正時代の校長像) 
①人格の修養に励み、確固たる信念を有するもの 
②寛弘にして、よく人の意見を容れ、又よく自己の意見を発表すべし 
③部下職員の美点特徴は之を賞揚発揮せしめ、其の欠点に対しては自ら責任を負うべしとあります。
 どのような職員であれ、自分の部下職員であるという慈しみや教職員の思いや願いをいったんは受け止める度量も大切だということ。そして、優れた校長像の大前提として、校長と教職員との信頼関係の確立のために不断の努力を積み重ねることだと言っています。
 「校長が変われば、学校は変わる」
 校長会は、職能向上を目的とする団体です。校長一人一人が、教育への強い使命感のもと、学校を取り巻く諸課題に積極的に取り組んでいく決意を持つことが肝要です。オホーツクが変わらないのは、“校長がしっかりしていないからだ!”という指摘は、校長会に向けられたものとして強く受け止めました。
 

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