2015 学校経営方針(3)
《地域・保護者との連携》 北小は、自治会、学区、PTA、子ども育成会など、大変活発で協力的な校区と認識しています。ところが、美芳町内会の総会で「街頭指導に人を出せない」となったそうです。そこで有志の方数人で新たに組織を作って街頭指導をすることになり、代表の方が過日来校されました。大変ありがたく思いましたが、有志の皆さんはご高齢で、「地域の若い方々が学校に協力するとか、支えるという感覚が希薄になっていることに危機感を感じます。後継者育成が課題です。」と話していました。学校からの情報発信や啓発活動を通して、学校教育への理解を深めてもらう必要性を感じています。
《チームで対応:生徒指導上の問題について》 何人かの保護者の方が生徒指導上の問題でお得様サロン(校長室)を利用されました。生徒指導の問題は、どの学級でも起こりうるもので担任一人が背負うものではありません。組織的な対応をとることが大切です。保護者対応とか関係機関への連絡等、相談、苦情の窓口は管理職が対応するのは当然ですが、事後処理、事後報告、未然防止など、情報を共有するなど、学校全体での対応が大切です。
《新任教師心得8箇条について》 送別会でK先生からS先生に送った言葉の中に「新任教師心得8箇条」(出勤時間の厳守、提出物の期限厳守など、基本的なことの注意)がありました。釈迦に説法ですので、私から改めて、あえて提示はしませんが、「率先垂範」という言葉があります。子どもに手本を示す立場にありますので、今一度、服務規律の厳守をお願いします。
《最後に》 まだまだ若いつもりでいましたが、私も退職まで残りわずかとなりました。最近、気力、体力がめっきり落ちてきたと感じています。老眼も進んで名前の読み違えもするようになりました。しかし、この歳になると役職がどんどん増えてきて、今年も学校を空けることが多くなりそうです。
ある先生が、「何かあるとみんなで協力するのが北小のよいところです。」と話しました。その通りだと思っています。今年1年間、協力・協働でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
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