2020年4月26日日曜日
花だより インクルーシブ教育の実現 ケマンソウ
Nプラン2015 学校経営方針の重点
障害を抱える子どもの親は、他の子と一緒に学ばせてほしいと願っています。
共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築のための特別支援教育を充実します。児童数が減少する中で、特別支援学級の数は増えています。特別支援教育は、共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築が急務です。また、特別支援教育を推進していくことは、子ども一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導及び必要な支援を行うものであり、障がいのある子どもにも、グレーゾーン(経過観察)の子どもにも、更にはすべての子どもにとっても、良い効果をもたらすことができるものと考えます。
「特別支援教育の充実」を学校経営の重点に
① 障がいのある子どもが、その能力や可能性を最大限に伸ばし、自立し社会参加することができるよう、医療、保健、福祉、児相等との関係機関との連携を強化し、社会全体の様々な機能を活用して、十分な教育が受けられるよう、障がいのある子どもの教育の充実を図る。
② 障がいのある子どもが、地域社会の中で積極的に活動し、その一員として豊かに生きることができるよう、地域の同世代の子どもや人々の交流等を通して、地域での生活基盤を形成することが求められている。このため、可能な限り共に学ぶことができるよう配慮する。
③ 特別支援教育に関連して、障がい者理解を推進することにより、周囲の人々が、障がいのある人や子どもと共に学び合い生きる中で、公平性を確保しつつ社会の構成員としての基礎を培っていく。
理想を掲げることは簡単ですが、実際の学校の現状は極めて厳しいものがあります。
児童数403名、内:特別支援学級在籍は35名です。通常学級にいるグレーゾーンの子を含めると約1割が特別な支援を要する児童です。それもマンツーマンの指導が必要な児童が多いという実態があります。この現実を受け止めなければなりません。学力向上、体力向上も大事ですが、特別支援教育の充実は、本校の最優先課題です。
校長の職務の要点は人、もの、金を統括することにある。
今回の人事異動では、特別支援の充実を重点に、人材の確保に努めました。さらに28年度に開催される特別支援の全道大会に向け、校内研修でも特別支援教育について職員全員で研修を深めることを確認しました。また、予算を確保し、旭川で開催される特支研全道大会への複数教員の派遣、講師を招聘しての研修を行います。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿