「ルーブリック」
🤷♂️「ただでさえ忙しいのに」「評価基準なら学習指導要領で十分だろう」……そう敬遠される方も多いかもしれない。事実、「評価基準を作るのは、それはそれは大変です」しかし、その大変さを補ってあまりあるほどのパワーを「ルーブリック」は秘めているのです。
「ルーブリック」とは評価基準のことで絶対評価を行うための「ものさし」です。
👀例えばここに、長さ9cmの棒があったとします。9cmと知らせずに長さを問えば、だいたい何cmかを目算することはできても、人によっては8cmだったり、10cmだったりと異なった答えが返ってきます。しかし、正確な「ものさし」があって、測り方が分かっていれば、ほぼ全員が9cmと答えるはずです。つまり、誰が評価してもほとんど誤差がなく、評価が一致し、誰もが「9cmだ」と納得できる。それが「ものさし」であり、「ルーブリック」なのです。
《指導と評価は一体》
👍評価基準があいまいではダメなのです。基準が『○○がだいたいできる』だったとします。でも、人によって『だいたい』のレベルは違います。そうなると、評価がブレてしまいます。評価基準を作るのは大変でも、評価をすること自体は極めてシンプルに、誰が見てもブレない、ある意味デジタルな『ものさし』が必要なのです。
😃ブレない『ものさし』を作ることができれば、子どもたちの学習意欲や学習レベルを簡単に把握できるようになります。また、それによって子どもたちへの支援もしやすくなりますし、支援のポイントもはっきりします。低いレベルにいる子どもに積極的なケアを行うことも可能になります。先生にも子どもたちにも、ともにメリットを生み出すのがルーブリックなのです。興味のある方は、ネットで調べてみてください。
ヘッダーの画像を変更しました。「湧別チューリップ公園」
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