「生活・総合」は、本当に学校現場に定着しているのか?
「総合的な学習の時間」では、子ども自身が価値を感じ、自分ごととして学ぶ姿を目指す。学ぶことの意味を捉える。学び方を身に付ける。対象と自分とのかかわりで学び、学び方やものの考え方を身に付ける。子どもが、自分の成長、よさや可能性について自ら気づくことができる。教師は「学びの世界」が拡がっている事実に気づかせていく。
分かるようで、よく分からない。具体的にどういうことですか?
👍端的に言えば、生活・総合に取り組んで成果を上げている学校は、全国学力調査のB問題の正答率が高いということです。そして、アクティブ・ラーニングの原型は、生活・総合にあるということです。
🤷♂️ただし、総合には教科書がないので、単元開発から、教材準備、評価に手間がかかります。そして、教師の意欲や資質・能力が問われるということです。アンケート調査では、「生活・総合はなくなればいい」と思っている教職員の割合は高いのです。
🤦♂️特にコロナ禍で、学校が臨休になって授業時数が足りなくなると、生活科や総合の時間のカットを言い出した先生が多くいたと聞きました。私は、生活・総合の一番の課題はここにあると思います。
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