2021年6月24日木曜日

花だより 鬼手仏心 ザクロ

 

 【鬼手仏心(き しゅぶっしん)】  
~外科医は手術のとき,残酷なほど大胆にメスを入れるが,それは何としても患者を救いたいという温かい純粋な心からである。~
 木目澤一三先生からいただいた言葉です。
 組織のトップは、「鬼の手と仏の心が大切である」という教えです。校長の心構えを今さらながら教えられました。「鬼の心、仏の手」では、子どもたちや部下職員を救うことは出来ないのです。児相にあげるかどうか迷っている子ども(家庭)のことで悩んでいました。この言葉を知り、決断することにしました。
 「タフでなければ、生きてはいけない。優しくなければ、生きる資格はない」
 アメリカの作家レイモンド・チャンドラーの遺作となった小説「プレイバック」の中で、主人公フィリップ・マーロウが言った台詞である。日本ではキャッチコピーとして使われ有名になりました。
 次世代を担う子どもたちに求められる資質・能力について、数々の提言がなされています。それらの土台となる不易の資質がこの台詞に凝視されています。
 ネット社会の歪、経済格差、コロナ禍での新生活様式の強制、厳しい環境の中で、今を生きる子どもたちへ、祈りを込めて贈る言葉です。 


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