2021年6月19日土曜日

花だより 率先垂範「電話対応」 アザミ

 

 “率先垂範「電話対応」” 初任者研修、教育実習生の受け入れをうまく利用する。
 オリエンテーションで話したことは、他の先生方にも伝える。普段、ベテランの先生に言えないことも教育実習生や初任者研修で使った資料を提示して、「気が付いたことは、先生方からも指導してやってください。」と頼むとよいでしょう。
 一般の会社では、入社してすぐ教わるのが電話の応対です。しかし、教員は一度もそのような研修を受けたことがありません。自分から学校に電話をかけることがあまりないので、どのような対応をしているかよく知りませんが、たぶん「おはようございます。(こんにちは)〇〇小学校の○○です。」「校長ですか、少々お待ち下さい。」と言うのでしょう。
 以前勤めた学校では、「校長先生、私より先に出ないでください。用件を聞いてから取り次ぎます。」と言われました。これは民間の会社で教わったことだそうです。取り次ぐときは、「保護者の方から、給食費のことで電話が入っています。」とか「どうも苦情の電話らしいです。」とか「局の○○からです。」とか「教育長さんから電話です。」と言ってくれると心構えをしてから電話に出ることができます。
 一般の企業や会社に電話したとき「○○が承りました。」と言います。そうすると後でかけ直したときも「先ほど、○○さんにお話ししたのですが…。」と言うことができます。学校も欠席の連絡があったとき、担任ではなくても「〇〇小の○○です。」と相手が分かると安心して話せます。学校のよいイメージをつくるには、積み重ねが必要です。しかし、1本の電話でそれが崩れてしまう場合があります。お互い気をつけたいものです。


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