2022年1月16日日曜日

花だより さみしげな 無字の黒板 冬休み シンビジウム

 

  “さみしげな 無字の黒板 冬休み”
 これは伊藤園(お茶のラベルに書かれてある俳句)の俳句大賞に選ばれた11歳の子の作品です。普通の小学生なら“たのしいな”と始まるところです。“冬休みが終わって、早く学校に行きたいな!”と思っている子がたくさんいることを信じます。
 こども園にも冬休みはありますが、ほとんどの子が保育でやってきます。過日の大雪の日も、子どもたちはやってきて、雪がやむとさっそく園庭に飛び出して、雪遊びを楽しんでいました。 
 道産子は「体力」がない! 握力とソフトボール投げ以外は全国平均を下回り、ここ数年下位と低迷しています。冬季間体を動かさないことが原因だという人もいますが、同じ雪国の福井県や秋田県が上位を占めています。学力上位の県が体力もあることから、逆に教育レベルの差を指摘する人もいます。
 “都会の子はもやしっ子”というのは、昔の話で、今は地方の子ほど体力がありません。原因は、車社会になり、歩かなくなったからです。「ポツンと一軒家」という人気番組をあります。「山道を1時間、2時間歩いて学校に行くのは当たり前だった。」と言います。今はスクールバスが迎えに来ます。雪が降ってスクールバスが運行できなくなると学校はすぐ臨休になります。昔のように日常生活の中では、体力はつきません。
 冬休みは、どうしても家に閉じこもりテレビゲームにはまり、運動不足になりがちです。体力のない子は勉強もできません。“よく遊び、よく学べ!”です。他県に比べて、体格は大きくて(肥満傾向)で筋力はあるが、走力がないという傾向が続いています。スキーやスケートなどの運動のほかにも、雪かきなど、家の手伝いをさせることです。

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