2022年1月29日土曜日

花だより 「生きる力」継続 ねこなやぎ

 

 学習指導要領改訂されましたが、「生きる力」の理念が再び掲げられました。
 この「生きる力」については、それを答申した中央教育審議会答申の文言によれば「将来の職業や生活を見通して、社会において自立的に生きるために必要とされる力」であると述べています。そこでは重ねて「これからの学校は、進学や就職について子供たちの希望を成就させるだけではその責任を果たしたことにはならない。」と言っています。
 また、「我が国の子どもたちにとって課題となっている思考力・判断力・表現力等をはぐくむためには、観察・実験やレポートの作成、論述といった知識・技能を活用する主体的・対話的で深い学びを行う必要がある」と述べ、さらに、「自分に自信が持てず、自らの将来や人間関係に不安を抱えているといった子どもたちの現状を踏まえると、コミュニケーションや感性・情緒・知的活動の基盤である国語をはじめとした言語能力を重視した体験活動の充実を図ることにより、子どもたちに他者、社会、自然、環境とのかかわりの中で、これと共に生きる自分への自信を持たせる必要がある。」と指摘しています。再度掲げた「生きる力」を、今度こそ、真に子供たちが身に付けられるようにしなければならないのです。その中心的な役割を果たすのが、生活・総合的な学習の時間なのです。嶋野先生は、「生活科・総合が根付かない国家は滅びる!」と言い切りました。
👀今年、オホーツク管内で生活・総合の全道大会が開催されるそうです。どんな研究発表と提案がなされるか楽しみです。


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