「ベン図」、「Xチャート・Yチャート」、「くま手図」、「ボーン図」、「イメージマップ」、「ピラミッドチャート」、「PMI」???
生活科・総合の全道大会で知った《思考スキル・シンキングツール》
単純に『思考する』といっても、言葉の意味は曖昧です。『思考する』とはどういうことなのか、曖昧に授業が進み、子どもたちは何をどう考えたらよいか分からず、困ってしまっている場面が多く見受けられます。そこで『思考する』という言葉を「思考スキル」という子どもの行動レベルに具体化することが必要です。
整理・分析の過程においては、「思考スキル」を明確にして分析することにより、探究の質が高まっていきます。しかし、これだけでは具体的な手法とはいえず、子どもたちにはなかなか伝わりにくいのです。そこで「シンキングツール」を活用するのです。
「思考スキル」とは、社会の変化に求められる人材や能力、21世紀型学力との関連で、今まさに身につけさせたい子どもたちの能力です。情報を可視化し、思考を方向付ける思考ツール、全国学力・学習状況調査や総合的な学習の時間の指導資料に見られる思考ツールです。今、求められる思考力の育成と思考ツールへの理解が、学校現場では求められています。
思考ツールの第一人者、黒上教授が、教育目標としての思考力について、その課題とさまざまな思考スキル例を知っておくべきだと言っている。
シンキングツールチャートは24種類ほどあります。ベン図とは、複数のコンセプトの集合の関係や範囲を視覚的に整理、分析するためのシンプルな図で、PMIとは、P=プラス(いいところ)、M=マイナス(だめなところ)、I=インテレスティング(おもしろいところ)を表にしたものです。これを知ったのは、もう5年も前です。このような実践が現場で行われているとしたら、さぞ学習効果は上がっていることでしょう。
ひまわりは漉き込んで肥料にします。訓子府:9月15日撮影
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