管内いじめ不登校等連絡協議会
管内の人権擁護団体、各地区PTA代表、警察、児相、教育委員会、学校関係などの代表が集まって「いじめ」について意見交換(情報交流)を行いました。
《こんな意見が出ました》
・いじめ調査をすると、いじめを見たり、聞いたりしているはずの友だちや仲間からの申告
がほとんどない。見て見ないふり、関わりたくない。という交友関係にこそ問題である。
望ましい交友関係を築く努力をしなければならない。
・『いじめ撲滅キャンペーン』をやればやるほど、子どもたちはいじめが悪いものだという
意識が深まる。しかし、そのことで、いじめを隠したり、見て見ぬふりをしたりするよう
になる。そのことがいじめ問題をさらに深刻にしている。
・SNSによるいじめが深刻化している。便利なツールも使い方で凶器になる。子どもを指導
しなければならない大人が、スマホ依存症であったり、マナーを守らなかったりする。顔
を見ないで、声も聞けないでどう相手を信用するのか?コミュニケーションの基本はフェ
イスtoフェイスであることを忘れてはならない。
・警察から、この場で具体的な(個別な)事例は紹介できませんが、当管内においてもネッ
トトラブルは多発していて深刻です。
いじめは絶対に許さない!いくら「いじめ対策」に取り組んできても、いじめはなくならない。確かに表面的ないじめは減ったかもしれないが、今度は、コロナウイルスのようにSNSでの誹謗中傷に変化していく。アンケートで「いじめは悪いことだと思いますか?」の問いに、必ず「そう思わない」と答える子がいる。「いじめられる子にも原因はある。」と思っているのだ。多様性を認めるということは、その副産物が生まれることを覚悟しておかなければならない。
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