2025年12月18日木曜日

花だより 『人間にとって成熟とは何か』古希を迎えて シクラメン フタバアオイ

 

 12月8日で古希を迎えました。60歳は還暦で「耳順」(論語)と言います。「人の言葉を素直に聞き入れ、道理を理解できる境地」だという教えです。あれからもう10年経ちましたが、人間としてさらに成熟しただろうか?と思うと恥ずかしいです。
 ベストセラーになった曽野綾子さんの『人間にとって成熟とは何か』
 本作は「正しいことだけをして生きることはできない」「『もっと尊敬されたい』という思いが自分も他人も不幸にする」「他人を理解することはできない」など、人はどのように成熟していくべきなのか、大人とは何かを説いた生き方指南本です。
 購入者層は30~40代が中心です。さまざまな角度から持論を展開したことも注目度をさらに高めベストセラーになりました。曽野綾子氏さんは、敬虔なクリスチャンですが、宗派を問わず「人の道」は共通しています。しかし、こうした本が売れた背景には、多くの大人が道徳観を失いかけていることにあるように思います。
 児童相談所に一時保護される子どもたちが急増してます。児童相談所預かりになった家庭ばかりでなく、子どもたちは、さまざまな家庭の事情を抱えているのです。子どもに罪はありません。すべて親の問題です。不登校児童生徒も年々増加しています。
 毎朝、子どもたちが学校やこども園にやって来ます。次の日も、また次の日も、それが繰り返されます。しかも子どもたちはたいてい無事です。もちろん無事でなければなりません。毎日の無事を日常と呼ぶのですが、日常とは奇跡かもしれません。奇跡が70年も続きました。

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