2017年1月14日土曜日

花だより 蜜柑 新学習指導要領への対応

【平成20年度 斜里町立朝日小学校 校長室便り(校内研修資料)から】
 新学習指導要領移行期への対応(網走ブロック校長研修会 中川生涯学習課長講話から 要約)
 (1)算数・数学、理科は先行実施する。
   「もれなく」「ずれなく」「重なりなく」+「無理なく(子どもにとって)」
   移行措置期間中は、教師は子どものために無理をしなければならない。
 (2)これに伴い、小学校では総授業時数を各学年で週1コマ増加(これが問題)
 (3)直ちに先行実施 「総則」や「道徳」「特別活動」「総合的な学習の時間」
 (4)他の各教科等については、学校の判断で先行実施することも可能とする。
    但し、以下のものについては、全ての学校で先行実施
   ①地図帳で指導可能な「47都道府県の名称と位置」等の指導(小学校)
   ②音楽の共通歌唱教材として指導する曲数の充実等(小・中学校)
   ③体育の授業時数の増加(小学校低学年)
 (5)小学校における外国語活動
   ①5・6学年における外国語活動は、各学年の裁量により授業時数を定めて実施する  
    ことが可能
   ②各学年で週1コマまでは、総合的な学習の時間の授業時数を充てることが可能
    但し、外国語活動は、総合的な学習の時間の内容ではない。
 (6)教育課程の一般方針
   ~知・徳・体のバランスを図る~習得→活用ではない。習得←→活用 一緒に行う!
  《知 育》 
   ①知識・技能の習得 
   ②これらを活用するための思考力・判断力・表現力
   ③主体的に学習に取り組む態度 
   ④全教育活動での言語活動の充実 
   ⑤学習習慣を身に付ける。
  《徳 育》 
   ①道徳の時間の授業の要として(総則) 
   ②児童が自らの生き方についての考えを深める。
  《体 育》 
   ①食育の推進 
   ②体力の向上 
   ③安全に関する指導
 (7)授業時数等について
   ①夏季・冬季、学年末等の休業日の期間に授業日を設定することが管理規則の変更で
    可能となる。→市町村教育委員会の判断 
   ②必要な授業時数の確保に向けた取組を検討する。(抜本的な見直しを図る) 
    週時程表の改訂の検討(給食、休憩などの期間については、学校において工夫を加
    え、適切に定める。)
 (8)総合的な学習の時間の実施による特別活動の代替え
   総合的な学習の時間における学習活動により、特別活動の学校行事に揚げる各行事の
   実施と同様の成果が期待できる場合においては、総合的な学習の時間における学習活
   動をもって相当する特別活動の学校行事に揚げる各行事の実施に替えることができ
   る。(単なる読替ではない。)
   《キーワード》  「もれなく、ずれなく、重なりなく、無理なく」 
     新学習指導要領のねらいをよりく理解し、教育課程の編成に取り組む。

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