2017年1月22日日曜日

花だより オンシジウム これからの文学教材の学習

~平成12年の作品~

【平成20年度 斜里町立朝日小学校 校長室便り(進化)より】
全道国語科教育研究大会(北見大会)に参加(助言者)して
~第5分科会「読むこと」領域~《助言資料から》 こんな助言をしてきました。 
 “国語科 文学教材の学習はどこへ行くか?” 
平成14年 筑波大学附属小学校 初等教育研究会 「学習公開・初等教育研究会」
  提案授業 3年生 国語「こんにちは 私の『ハリーポッター』」 授業者 坪田 耕三
 今、国語科授業は揺れている。なかんずく文学作品の授業は、新しい学習指導の姿を求め試行錯誤を繰り返している。
 新しい学習指導要領に特筆されている「文学的な文章の詳細な読解に偏りがちであった指導のあり方」を見直すことは、教育現場に携わる者には異論はないだろう。
 わずか10数行に満たない短編作品を10数時間かけて場面ごとに詳しく読解し、子どもたちの主体的な読みの意欲を損ない、結局は「文学読書嫌い」を作ってしまってきたという事実に私たちは気付いている。
 確かに「文学的な文章の詳細な読解に偏りがちであった指導のあり方」から脱却しなければならない。そんな授業は20世紀の遺物にして、新たな文学的な文章の学習指導の姿を追い求めなければならない。
 *読書する子は学力が高い(読書で培うのは豊かな感性だけではなく、大事なのは集中力、思考力、創造力)

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