2017年1月2日月曜日

花だより オモト お正月休み

~平成12年の作品~

【平成19年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
 《お正月三が日》   北見の東部ダイエー店で「あっ?校長先生だ!」
 ぶらぶらゲームコーナーまで行くと、パチンコ台がピカピカ光っていました。見るとやっているのは大人で「冬のソナタ」が大当たりでした。“100円で150発お正月大サービス”と書いてありました。
 隣があいていたので座ろうととした瞬間。後ろから「校長先生。おめでとうございます。」とあいさつされました。1年生の男の子でした。「校長先生、何しているの?」、「うん!ちょっと。お年玉たくさんもらったから、買い物に来たのかい?無駄遣いしたらダメだよ!」と言うと「校長先生もね!」と言われました。それから、書店をぶらぶらしていると、店頭には「親の品格」「会社の品格」など「○○の品格」という本が多く並べられていました。2006年のベストセラーは「国家の品格」でしたが、2007年は「女性の品格」でした。
 ~本の紹介~  坂東眞理子著 《昭和女子大学学長》
 “品格の一番は、心のこもった「あいさつ」ができること”
 いまや女性の社会進出、活躍が当たり前となった現代の日本。学校や職場でも、優秀で元気なのは女性ばかりです。女性の価値観、果たすべき役割が大きく変化しています。では、古い型の「女らしさ」はもはや求められないのでしょうか?いや、女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観、よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい、と著者は語っています。「礼状が書ける」「約束をきちんと守る」「型どおりの挨拶ができる」「姿勢を正しく保つ」「贅肉をつけない」「人に擦り寄らない」「よいことは隠れてする」「得意料理をもつ」「恋をすぐに打ち明けない」など 
 本書は、ビジネスから装い、話し方、恋愛にいたるまで、女性としての振舞い方を具体的にアドバイス。何げない日常の立居振舞いに、女性の生き方と品位はおのずと表われるものです。学校も女性教師の方が圧倒的に多いので、この本を読んで私も勉強しなければならないと思いました。


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