2017年7月28日金曜日

花だより コマクサ しつけに「自由」は役だたない

~平成12年の作品~

【平成23年度 網走市立潮見小学校 学校だよりから】
《シリーズ「イキイキ子育て」》   「母 の 品 格」から
 ~子どものしつけに「自由」は役立たない~
 「自由」は確かに素晴らしいのですが、欠点があります。例えば「よいと思うことは一生懸命やりましょう。」とか「悪いことをしてはいけません。」ということを子どもにしつけようとするときに、自由はほとんど役に立ちません。場合によってはそれが妨害することさえあります。
「よいと思うことは個人によって違うのだから、一律に決めつけることはできません。それぞれがよいと思うことを自由にやればいいじゃないですか?」これでは子どものしつけになりません。何かシラケた気持ちになってしまいます。「人に迷惑さえかけなければ個人の自由なんじゃないですか?」こう言われたら、人に迷惑をかけるということはどういうことかということから説明しなければなりません。こんな考え方が広まってきて「勧善懲悪」(かんぜんちょうあく)という言葉が死語になりかけています。善いことを勧めて悪を懲らしめるという意味です。昔ならかけ値なしにそれはいいことだという土壌がありました。だから昔の映画やマンガは、全て勧善懲悪のストーリーでした。
 家庭で子どもに教える基本は、「よりよく生きなさい」ということです。しつけるとは「仕向ける」ことです。自分の好きなように自由に生きていきなさい。」などと無責任なことは言わないことです。

今年も7月22日・23日 斜里ねぷた祭り開催      
 
  「しれとこ斜里ねぷた」の歩み  (平成19年度 斜里町立朝日小学校 学校だよりから)
 文化 4年(1807) 津軽藩士100名斜里警備のために派遣  
 昭和48年(1973) 津軽藩士慰霊碑建立 第1回慰霊祭執行
 昭和58年(1983) 弘前市と友好都市盟約締結 第1回ねぷた運行(3基15団体800名参加)
 昭和61年(1986) 弘前市へ「斜里町民号」派遣 弘前市にて初運行
 平成 4年(1992) 第10回ねぷた運行 八雲北海道三大あんどんサミット参加
 平成 5年(1993) 弘前市より8mの大ねぷた寄贈
             斜里ライオンズクラブより「しれとこ大太鼓」寄贈
             姉妹町友好都市交流記念館開館 
 平成14年(2002) 第20回ねぷた運行(19基 41団体 6200名参加)
 平成19年(2007) 第25回ねぷた運行 朝日小は、連続20回出陣
*会則(目的)には~弘前市より贈られた「弘前ねぷた」の深き意義を記念して、末永くこれを伝承し、弘前ねぷたの振興と保存に努める。~とあります。
 歴史の浅い北海道(特に道東)では、これだけのことをやっている町村は他にないと思います。斜里の伝統文化を大切に受け継ぐ子供たちを育てる。そんな思いから開校当時から、朝日小学校は、「斜里ねぷた」に参加しています。今年も小山内会長さんに指導を受けて取り組みます。
 

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