~平成12年の作品~
【平成20年度 斜里町立朝日小学校 学校だよりから】
《心がホッとステーション》
タンポポがすっかり姿を消したと思ったら、たんぽぽに似た「こうりんたんぽぽ」が体育館裏にびっしり咲いています。植物というのはよくできていて、同じところでもちゃんと時期をずらして咲きます。
先週の日曜日、父の37回忌の法事がありました。
母が「これで最後ですね。」とお寺さんに言うと
「いいえ、無くなった方を覚えている人がいる限り続きます。先日、50回忌をしてきました。亡くなった人を偲ぶ心、ご先祖様を大切にする心を皆さん持っていれば、悲惨な事件など、起きないのですがねえ~・・・」というお説教を聞きました。
心を寄せ合い あたたかい社会を 「自然のなかで」
風の音、木々のざわめき、小鳥のさえずり、生き生けるもののあふれんばかりの生命力である。勢いよく生い茂った深緑に包まれていると、身体まで緑に染まって、新たな力が体内に満ちてくるようだ。
いつか何かに追い立てられ、急かされてあわただしく時を過ごしているうちに、人はともするとゆとりを失い、気持ちをいらつかす。自分のことは棚に上げ、他の人に当たり散らすこともある。あるいは自分の殻に閉じこもって悶々と過ごすこともあるかもしれない。
ときには自然の声に耳を傾け、身をゆだねてみたい。時間が静かに流れ始め、自分を振り返る余裕や物事に感動を持って受け止めるみずみずしい心がよみがえってくるはずである。それまでのとらわれにふと気づき、対処する道が見えてくることもある。人間は自然の中の一部なのである。 (図書館で見つけ、立ち読み)
こんな時代だから、知床が世界自然遺産になったのかもしれません。
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