~平成12年の作品~
【平成24年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
「いじめ」が社会問題になり、学校への信頼が薄らいでいます。対岸の火事ではありません。北小では、「いじめ」により不幸な事態が起きないよう万全を期していきます。
ベストセラーで流行語大賞にも選ばれた「国家の品格」著者の藤原正彦氏は、「いじめ問題」に対してこう述べています。
「卑怯」を教えよ!
いじめに対して何をなすべきか。カウンセラーを置く。などという対処療法より、武士道精神にのっとって「卑怯」を教えないといけない。「いじめが多いからカウンセラーを置きましょう」という単純な論理に比べ「いじめが多いから卑怯を教えましょう」 は論理的でないから、国民に受けません。しかし、いじめを本当に減らしたいなら、「大勢で一人をやっつけることは文句なし卑怯である」ということを叩き込まないといけない。たとえ、いじめている側の子どもたちが清く正しく美しくて、いじめられている側の性格がひん曲がって大嘘つきだとしても、です。「そんな奴なら大勢で制裁してもいいじゃないか」というのは論理の話。「卑怯」というのはそういう論理を超越して、とにかく「ダメなものはダメ」だということです。この世の中には、論理に乗らないが大切なことがある。それを徹底的に叩き込むしかありません。いじめをするような卑怯ものは生きる価値すらない、ということをとことん叩き込むのです。
《今年の夏は節電・節約》
北電は今年の夏の“節電(7%)と計画停電”を発表しました。今市役所では、停電対策に追われています。商店では、照明を間引いたり、LED電球に変えるなどの節電対策が行われています。
北小は計画停電区域に指定されていませんが、もし計画停電が実施されると校区内の信号機が消えるため、下校指導等の対策を講じなければなりません。計画停電が実施されることの無いように、普段の節電が大事になります。子どもたちにも節電の習慣付けを呼びかけているところです。
何か、節電対策をしていますか?
「冷蔵庫を開けたり、閉めたりするんじゃない!とお母さんに言われた。」と家での節電対策を話してくれた4年生の男子がいました。節電の意識付けは、電気ばかりではなく生活の無駄を省くことになります。今年の夏は、生活を見直すチャンスです。
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