~平成12年の作品~
【平成20年度 斜里町立朝日小学校 学校だよりから】
ゆかた姿はいいものだけど・・・
女の子が、髪を結い、ちょっと薄化粧をして、浴衣を着るとねぷたや盆踊り、お祭りにはよく似合います。テレビでよく外国人に浴衣を着せているシーンをよく見ます。しかし、着せることのできる日本人は少なくなったと思います。
札幌に行ったとき、ちょうど花火大会で浴衣姿の男女を多く見かけました。大変結構なことですが、残念ながら着方がだらしない。今は、帯もワンタッチ式で着やすいのでしょうが、たぶんだれかに着せてもらったのでしょう。親に着せてもらったとしたら寂しい限りです。特に男の子の浴衣姿は最低!!寝間着よりまだ悪い!
私の母は、着付けの先生ではありませんが、小さい頃から浴衣を着るときは、「ちょっと来なさい。みっともない着方をしないのよ。男の帯は腰で締めるの。」と言いながら着せられたことを覚えています。そんな母は、私が成人したとき着物と浴衣を作ってくれました。必要性は全く感じなかったのですが、それでも小さい頃からの習慣なのか今でもお盆やお祭りになると着ることがあります。帯も自分で締めることができます。
浴衣を着て、ブランドバックを持って、茶髪、ピアス、ネックレスは、まだ許せても、浴衣を着るならきちんと粋に着て欲しい。「そんなこと言うのは、パパが歳をとった証拠だよ。」と娘は言います。
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