「まるいやね」の校舎 迷路のような校舎の謎を探る?
北小の校舎といえば旧校舎の時代から「まるいやね」で知られています。平成3年に改築された新校舎にも「まるいやね」が生かされ現在に至っています。この「まるい(円)」は、北小学校54年の歴史の中で様々な活動の名称に用いられてきました。
なぜ、「まるい(円)」にこだわったのか?
ドイツの教育学者シュタイナーは、子どもを経済性、合理性の中でつくり出された直角の冷たさから開放するために「まるいもの」を校舎につくるべきだと考えました。そこで校舎をできるだけ自然界に近づけるため、校舎の屋根をまるくしたり、階段をらせん形にしたりする工夫をしました。
人間性の高いことを、人格円満、円満な人柄、角が取れたまるくなった。というように円で表します。また、くだものの果実も熟すると円くなるのは自然界の法則です。したがって、円熟した円満な人格の人間を形成していくためには、校舎を自然界に近づけ「まるさ」を大切にすべきという主張によるものです。
迷路のようで、なかなか最短距離で目的地までたどり着けない校舎ですが、早く慣れて、北小で円満な人格が形成されるよう努力したいと思っています。
北小学校ホームページ https://www.city.kitami.lg.jp/school/school-kita.html
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