【入学式の式辞から】 “新入生の皆さん、入学おめでとうございます”
ある幼稚園の卒園式に行きました。“大きくなったらの夢”を家族の人や保育園の先生に元気よく発表していました。「ぼくは、運転手さんになりたいです。」「サッカー選手になりたい。」「私は、花屋さんになりたい。ケーキ屋さんになりたい。看護師さんになりたい。学校の先生になりたい。」中には、「アイドル歌手になりたい。」「AKB48に入りたい。」とか「お笑い芸人になりたい。」という人もいました。
「入学したら、何が楽しみですか?」と聞いたら「勉強!」と答えた子がいました。
そうです。夢を叶えるためには、勉強をしなければなりません。ただし、学校の勉強は、字を書いたり、計算をしたりすることだけではありません。こうしてきちんと座ってお話を聞いたり、お友達と仲良くしたりすることも勉強です。明日から、楽しい勉強が始まります。
担任の先生は、みんな優しい先生ばかりですから、明日から安心して来て下さい。
次に保護者の皆様にお祝い申し上げます。ご入学おめでとうございます。
本日の入学式前の休みの日に、お母さんと一緒に歩いて学校にやってきた1年生がいました。30分近くかかったようで、「だいじょうぶ!一人で来れる?」と心配そうにお母さんが言うと、「だいじょうぶだよ!」と胸を張って元気よく答えていました。
保護者の皆様には、入学を迎えるに当たり、友だちとうまくやっていけるだろうか?交通事故に合わないだろうか?と喜びと同時に不安もあったかと思います。
今日から、大切なお子さんをお預かり致します。教職員一丸となってお子様の教育のために全力を尽くす覚悟であります。ただし、教育の第一の責任者は親であります。次に私たち教師です。お子様の健やかな成長のためには、共に手を携え、連携を密にして進めていくことが大切です。学校に対するご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
最後になりましたが、お忙しい中多くのご来賓の参列を賜り、入学式を挙行できますことに感謝申し上げ式辞と致します。
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