【平成27年度のスタート】(校長室だよりから)
転入された職員の皆さん 心から歓迎いたします。
「校長先生、LAST YEARですね。」とM先生に言われました。
今年の書き初めは「有終完美」でした。
《不安と期待》 いよいよ新しい顔ぶれでの新学期がスタートします。
31日、転出される先生の挨拶がありました。一人は「久しぶりの転勤でわくわくしています。」と期待に胸ふくらませ、ある人は感極まって涙を流し、そして、新天地での不安を口にする人と様々でした。春休みに入ると、保護者から担任の要望をよく受けます。「なぜ1年で担任が替わるのですか?昔は持ち上がりでしたよね。よく知っているあの先生がいい!あの先生なら安心!毎年替わるのは不安です。」と言うのですが、「替わることも大事です。」だと応えています。
自立への基礎を養う(保護者の声に)
ただ学力をつけようと思ったら、家庭教師を付けて勉強させればいいのですが、それだけでは、人として成長しません。なぜ学校で勉強するかと言えば、人は社会の中で生きていかなければならないからです。仲間と一緒に学ぶためには、友だちとの付き合い方、先生との関係、集団のルールを身に付けなければなりません。それが学校で学ぶ大切なことです。
「校長先生、○年生になっても○○先生を担任にしてください。」と校長室によくやってくる子が言いました。こういう子は、新しい担任、新しい環境になってもすぐ対応できる子だと思います。
教え子の中に未だに年賀状(当時の思い出を書いて)を送ってくる子がいます。その子は目立たなく、私の近くにはあまり寄ってこない子でした。ひとそれぞれです。新しい先生、新しい友だち、新しい環境に早く適応する能力も必要なことです。
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