2019年10月10日木曜日

花だより 電車の中で座らない シイタケ ハマギク

 こころの強い子」は成績が伸びる
        多 湖  輝 著
 ・・・電車の中で座らない・・・ 情けない話ですが、日本人の電車でのマナーはかなりいい加減になっているようです。車内で携帯電話をかける。ものを食べる。食べた後の袋や箱を床に捨てる。お化粧をする。お年寄りが立っているのにしらんぷり。どれも日常的な光景です。
 電車に家族4人連れが乗ってきました。空いている席は優先席だけでした。家族はその前に立ちました。お母さんが姉妹に「座る?」と聞きましたが、子どもたちは「この席はお年寄りの席だよ」とはっきり言って座るのを拒否しました。いい子だなと思いました。次の駅で若い女性が2人乗ってきました。彼女たちは立っている子どもを押しのけるようにして優先席に座ってしまいました。そのとき子どもは何を感じたでしょうか。
 近距離の異動ならなるべく座らない。そういう習慣を子どものときからつけさせることが大切です。もちろん長距離のときは別です。そうすることでがまん力が育つし、子どもの体力もバランス感覚もついていくのです。
 電車に乗るとまず空席を探す若者がいますが、たいてい目に力のないのが気になります。夜更かししているのでしょうか。体力もなさそうです。若者は若者らしく立っている方が、凛々しくて快活に見えるものです。


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