2019年10月11日金曜日

花だより 朝のあいさつ ダリア マツタケ

  ~3つの「あ」~
 あいさつで人を大切に あんぜんで命を大切に あとしまつで物を大切に
 /././././まず始めよう、朝のあいさつ/././././
 挨拶のできる子はとても朗らかです。そして、利発そうに見えるものです。実際、声が大きければ大きいほど朗らかな気分になります。
 家庭の中のマナーの始まりは、朝のあいさつにあります。
 朝起きて顔を合わせたら「おはよう」と声をかけ合う。
 ときに子どもは面倒くさがります。学校でおもしろくないことがあったときなどはきっとそうでしょう。ブスっとふてくされたような顔になっています。
 こんな表情を見たら、お母さん、お父さんはいつもより大きな声で「おはよう」と声をかけてください。
 無視されたらもっと大きな声で「おはよう」と、子どもは聞こえないような声で「おはよう」と応えるでしょうね。こんなときは「おや、聞こえないよ」と子どもの顔を覗き込んで微笑みかけましょう。
 ご飯のときの「いただきます」、帰ってきたら「ただいま」
 そのつど交わされる家族のあいさつは、日常生活のめりはりなのです。悪い仲間とつきあい始めると子どもの生活態度が崩れてきます。まずあいさつの習慣が消えてしまいます。黙って出て行く。黙って家に帰ってくる。面倒くさそうに箸を取る。食事が終われば黙って自室にこもってしまう。
 けじめのない生活態度は、まず家庭内のルールとかマナーを無視することから始まります。それにあいさつのできない子は、全体にやる気のない子であることが多いのです。


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