2020年1月23日木曜日

花だより 慎(つつし)みはゆとりの心から シンビジウム


  心遣いが種まき 耳は聞いて喜ぶ   目は見て喜ぶ 口は人をほめて喜ばせ
   手足は、働きによって 傍々を楽にさせて 喜ばす
    喜びの種は 喜びの実となって 我が身に返ってくる


 慎(つつし)みはゆとりの心から (お葬式のお説教から) 
  肥大した欲望が、個人を、人類を押しつぶしかねない今日の世相です。感情をコントロールできない短絡的な行動(最近の悲惨な事件)に唖然とするばかりです。
  今は慎みという言葉は、死語になってしまったのではないでしょうか。慎みは我慢ではありません。弱気でもありません。心のゆとりから生まれてくるものです。
  目の前のことだけでなく、先を考える余裕、自分のことだけでなく、周りの人のことを考えるゆとりから出てくるものです。
  慎みある生き方が、結局のところ一番確かな、長続きする道だということを忘れてはなりません。豊かな時代だからこそ、子どもには、我慢することを覚えさせる必要があります。それが自分をコントロールする第一歩です。そのためにも、先ず大人が慎む姿勢をしめさなければなりません。
*宗教や宗派の違いに関係なく、大切なことだと思いました。最近、お説教を聞いて「ありがたなあ~」と思うようになりました。これも歳をとったせいでしょうか?  

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