2020年1月11日土曜日

花だより もうすぐ1年生 胡蝶蘭


 もうすぐ1年生 ランドセル商戦は、すでに終盤を迎えているそうです。  
 ~陰山英男先生の「入学の心得」 
 《基本は「早寝・早起き・朝ごはん」》
 学力低下が話題になっていますが、学力低下の最大の理由は、社会の夜型化にともなう、生活習慣の崩れによる脳の機能低下だということです。
 朝起きたとき、脳のエネルギーは空っぽです。そのまま学校に行っても授業に集中することはできません。ですから、朝ごはんはしっかりとらなければなりません。朝ご飯を食べるには、早く起きる必要があります。ご飯の1時間前には起きて、体を目覚めさせないと食欲がわきませんし、ゆっくり食べる時間もありません。そのためには夜はやく寝ることです。1年生なら9時間は寝ないと疲れは取れません。このように逆算していくと「早寝、早起き、朝ごはん」の大切さがよく分かります。しっかり眠り、何をどう食べるかということは、人生そのものを決するのです。
 「早寝・早起き・朝ごはん」は、家庭環境のバロメーターそのものです。家庭がしっかりしているかどうかが問われます。
 《教育とは「型」にはめること》
 教育の最終目標は自立させることです。将来の自立に向けて、1年生から身に付けておきたいことは、「礼儀作法」、「時間厳守」、「整理整頓」の3つです。
 今の子どもは礼儀を知らないと言われますが、そうではなく、「型」を教わっていないのです。思いを伝える型を知っていれば安心して生活できます。友だちや目上の人にもかわいがってもらえます。
 「時間の大切さ」も大変重要です。社会は時間に沿って行動します。時間は貧富の差に関係なく、だれにでも平等に与えられています。相手の時間を尊重し、自分の時間も大切に使わなくてはなりません。時間を有効に使い、気持ちよく生活するために必要となるのが、3つめの「整理整頓」です。整理整頓は、頭の中や身の回りを整え、次の行動をすばやく起こすための時間管理です。
 この3つは理屈ではなく「型」として子どもたちに教え込んでしまうものです。型を知り、型にはまってこそ、社会の中で自由に生活できるのです。それを自立といいます。
  ・・・1年生の親でなくても、今一度確認してみてください。・・・
 入学前に思っていたこと、気を付けていたこと、期待感、夢や目標など、薄れていませんか?

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