いじめは、子どもと子どもとの協力や助け合い
互譲の精神を考え、行動することから防ぐことができる
子どもと子どもとの協力や助け合い、互譲の心を耕すということは、単に机上の理論としてではなく、共に行動し、共に汗を流し、そこで人間性が磨かれ豊かな心を育むということです。子どもと子どもとの様々な触れ合いを通して、友だちのよさや協力や助け合い、互譲の心を身につけていくのです。親や教師は、その時々を任せっきりにせず、共に汗を流したり、泣いたり、考えたり、叱咤激励することが大切で、あらゆることに看過しない方がよいのです。
冬休み中、『小学生30人31脚 全国大会』というテレビ番組を見ました。30人もいれば足の速い子もいれば、遅い子もいます。本戦の走りより、先生の指導の下、みんなで助け合い、励まし合って練習に励んでいる様子に感動しました。
若松小学校がリコーダーの全道大会に出場しました。ある小学校の演奏が終わって、一人の子が隣の子の手を引いて、舞台を去るのを目にしました。よく見るとその子は目が不自由なようでした。ごく自然なふるまいでしたので、毎日の練習の時から、その子の面倒を見ているのが分かりました。
互譲の心とは、共に汗を流し、協力・助け合う。そこから豊かな心が生まれる
いじめをゆるさない心は、野球やサッカーなどのスポーツやリコーダーの合奏など音楽活動を通しても養われるものだと思います。若松小学校は、リコーダーの全道大会で金賞をいただきました。音楽的評価ばかりでなく、こうした心の教育にも役だったと思っています。
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