2020年1月2日木曜日

花だより 年越ウォッチング 黒松 蜜柑

 年越ウォッチング 
 “除夜の鐘” 大晦日だけは、夜更かしをしてもいい!
 大晦日(おおみそか)、大晦(おおつごもり)、年越し、年取り、除夜などともいいます。この日の夜は、あちこちのお寺から除夜の鐘が響いてきます。
 大晦日には、除夜の鐘を聞きながら、1年間をしみじみと反省してみるよい機会です。勉強のこと、運動のこと、お友達のこと、家族のことなど振り返ってみたでしょうか?
 除夜の鐘は百八つ鳴らします。仏教では、人間に百八つの心をなやます、煩悩(ぼんのう)があるといいます。この煩悩を一つ一つの鐘の音が消してくれて、光明に満ちた新年を迎えることができるというのです。鐘のつき方をよく聞いていると、代わる代わるに強く54点、弱く54点ついています。そして、107点までは今年のうちについて、108点目で新しい年が明けたことになります。
 子どもの頃は、NHKの紅白歌合戦を見終わって、家族全員で初詣に出かけたとき、除夜の鐘が鳴り響くのを聞いたものです。しかし、それも今は様変わりしました。渋谷のスクランブル交差点に大勢の若者が集まり、バカ騒ぎをして新年を迎えるのです。
 年賀状も手紙はほとんどなくなりました。パソコンにインプットした住所録でプリントアウトする時代です。
 最近は、元旦営業は当たり前になっていましたが、今年は、働き方改革と人手不足で、元旦を休業する店が増えたそうです。それにプラスチックごみを減らす取り組みが進み、買い物袋が復活しています。年寄りには、大歓迎です。



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