隣の席に外国人(白人女性)が座りました。箸を上手に使ってごはんにのりを巻いて食べています。おかずは、焼き魚に納豆、漬け物、みそ汁のオーソドックスな和食メニューを選んでいました。その隣は、日本人のおばさんでしたが、テーブルにはトーストとコーヒーがのっていました。
日本の食糧自給率は、先進国の中で最低だそうです。その原因の一つに日本人の食生活の変化が上げられています。ところが外国では、健康食である日本食が大変なブームになっているそうです。
栄養士さんは、栄養教諭の資格がなければできなくなりました。それは学校教育の中で「食育」が行われるようになったからです。
『医食同源』という言葉があります。朝食をしっかり食べる子は、「勉強ができる」という結果も出ています。しかし、朝食が、ロールケーキにオレンジジュースという家庭もあります。「子供が好きなものを出す。朝は手の込んだ食事の用意なんかできない。」と言う母親の弁には呆れてしまいます。“子供が「きれる」原因は食生活にある”という評論家もいます。永久歯がなかなか生えてこない子が増えてきているのも食生活の変化が原因だと言われいます。子供の変化は、どうも食生活にあるようです。
給食では、輸入食材をなるべく控えた安全で安心な食材を提供し、また、地産地消を取り入れた食材を使用しながら、地元の食材を使うとコストがかなり高くなってしまいます。しかし、多少値段は高くても口に入る物は、安全が一番です。何もかも値上がりして家計も大変かと思いますが、給食費の値上げにご理解ください。
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