2020年2月3日月曜日
花だより 「大きな節目」 ナズナ
「大きな節目」 夢と希望を持って小学校に入学したときのことを思い出して
人生にはいくつもの節目がありますが、小学校の入学は、その中でも最初にやってくる大きな節目です。わが子に対する期待は、中学校や高校の入学より大きいものです。それは集団生活の中で勉強が始まるからです。また、「もしかするとうちの子は、末は博士か大臣か?」と大きな可能性を秘めていると思うからです。その期待感から、おじいちゃんやおばあちゃんは、伊達直人になってランドセルや学習机、入学式用の洋服まで買ってくれます。写真館で写真を撮って親戚に配ったりもします。竹が節目毎に大きく成長するように子どももこの小学校入学によって大きく成長します。この節目を大切にして欲しいと思います。
節目・変わり目を大切に “やる気のピークが入学時”
「1年生になったら何を頑張りますか?」と聞くと必ず「勉強!」と答えます。本人の自主的な意志とは関係なく、そうしなければならないと周囲から言われているからです。1年生の最初の勉強は、勉強道具の出し入れ、整列の仕方、返事や勉強のきまりなどですが、何人かは「先生、早く勉強しよう!」と言います。「こんなの勉強じゃない。早くたし算や字を書く勉強がしたい。」と言います。たぶん学校生活の中で「勉強したい!」と言うのは入学時だけだと思います。そんなやる気をうまく利用することです。
親のやる気も入学時がピークです。参観日の出席率は1年生が一番です。運動会、学芸会も一番前で観るのが1年生の親です。できればそれをずっと続けて欲しいと思います。(一日入学の感想でした)
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿