◇◇◇保護者の率直な声◇◇◇ 保護者への説明責任を果たす
*あの先生が担任になってくれたら・・・
*〇〇先生がよかった。
*〇〇先生が言うのだから、だいじょうぶ あの先生のお陰でうちの子は
*〇〇先生は、厳しかったけれども、いつも私たちのことを考えてくれていた。
「教育は人なり」といって教師個人の資質によるところが大きいものです。それと保護者と教師との信頼関係が大切なことも言うまでもありません。信頼関係を築くためには、まずコミュニケーションが大切です。互いのことを知らないと信頼関係は築けません。
“開かれた学校”“学校の説明責任”を果たすと言いながら、なかなかそれができていないことに気が付きます。
学校で当たり前のことでも、保護者にとっては分からないことがたくさんあります。
公開研究会に対する保護者の疑問
◇どうして2時間授業になるのか?
◇どうして1時間授業の学級と2時間の学級があるのか?
◇どうして自習になるのか?
◇2時間授業が終わって、子供たちが帰った後、先生方は何をするのか?
学校では、当たり前のように研究会(朝日小学校では、では「教育実践発表会」と呼ぶ)の日程を組んで通信でお知らせしますが、学校として十分な説明をしていないことに気づきました。今回とてもありがたい指摘をしていただいたと感謝しています。
教員の大切な仕事として“研修”があります。研修は、教師としての指導力の向上を目指すためのものです。医者であれば、日々進化する先端医療を学ぶため医学会に参加するように、教師も指導力の向上を目指し、研究会や研修会に参加しています。
朝日小学校では、毎年研究会を開催しています。今年は「国語の書く力」の向上を目指し研究を深めてきました。公開研究会は、その成果を発表する場です。管内の先生方を招き、授業を見てもらい、研究内容について討議をすることになっています。
私も何度も研究授業を行いました。何ヶ月も前から、指導案という計画書を作り、何度も何度も先生方と検討します。若いときは、先輩の先生から「何だ!この指導案は?」とダメ出しをされたり、授業後の研究協議でも厳しく批判され、悔し涙を流したこともありました。研究会は、教師として試練の場であり、自分を高める勉強の場なのです。
本来は5時間授業のところ3時間カット、またはその学年によっては4時間カットになりますが、大切な授業をカットした分、先生方の指導力が高まり、次の日からの授業に生かされるということでご理解をいただきたいと思います。自習になることもありますが、その場合の配慮はしっかりします。
どうも学校は、自分勝手なところがあります。信頼関係は、お互いに知ることから始まります。疑問がありましたら遠慮なく聞いて下さい。また、そのための情報発信に努めていきたいと思っています。
*教員は“教育公務員特例法”で研修の機会が保障されています。
○教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。(21条の1)
○任命権者は、教育公務員の研修について、それに要する施設、研修を奨励するための方途、その他研修に関する計画を樹立し、その実施に努めなければならない。(21条の2)
○教育公務員には、研修を受ける機会を与えられなければならない。(22条)
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