2020年2月12日水曜日

花だより 朝日小学校の校章の由来 馬酔木

 20周年記念式典 裏話(2)
 朝日小学校の校章は、町民の皆さんから公募したものです。作者は、4年生の野尻君のおばあちゃんと聞いて、校章に込めた願いをうかがいましたら、達筆な毛筆のお手紙をいただき驚きました。
  ~お手紙を紹介します~
 此の度は、開校20周年誠におめでとうございます。
 朝日小学校の校章図案が浮かびましたのは、父、当社先代社長の介護をしながら食事の折、寝たきりの父の口に食事を運ぶ合間に、ひざの上で斜里町に生まれ、斜里で育てられ、斜里町で生活出来る幸せを父母に感謝の念をいだきながら描いたものでございました。
 月日の流れの早さを今さらのように感じております。
 本日孫が一枚の紙に校章の入ったものを手に「校長先生が図案の意味を!」との事でございました。
 作品提出の折り 細かく書きしるしたのでございますが、文章が手元に有りません為 同じに書くことが出来ませんが、心の思いのままにお許し下さいませ。
 ~朝小を包む二重の輪は、未来にむかって夢や希望を大きくふくらませるさま、朝小を囲んでいる五弁の花びらは、町花はまなすのように香りゆたかに優しく、女らしく、美しく!又斜里町に毅然として聳えている斜里岳の素晴らしさを思い、男の子は斜里岳のように雄々しく、たくましく強い意志を持ち、どんな困難にも立ち向かってゆける人間性を願い、山を三方にのばしました。又同様に広がって上をのばした葉も輝かしい未来に夢と希望を持ってはばたくさまを絵描いたもので、朝小の子供達がすこやかに育つよう願いを込めて出来た図案でございました。~お届けいただいた文章は、私の思いを凝縮して下さったもの、その通りでございます。
 また、色の件でございますが、当時ははまなすの花は紅色、葉は深みどりとみどりの濃淡、山は青で描いたように思います。もし色と必要な事がございますなら学校のイメージで専門の先生の方におまかせ致します。
 日頃 何かと子供のために心をそそいでいただき本当に有難うございます。今年もあとわずか、新しい年がよい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。    
  19年12月10日
                             
2月11日 網走流氷初日

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