支援・援助・指導・指示
🤷♀️これまでの画一的な一斉指導から、「支援」という言葉が出てきて、生活科では、指導案が支援案になるなど、現場に定着するようになりました。しかし、果たして授業は変わったのでしょうか?学習環境や教室環境を整えたり、教材準備をすることも支援です。「指導」から「支援」へ、教師は「何かを変えなければならない」という意識の転換は容易ではありません。また、意識の転換はできても、本当の意味での支援活動はできているか疑問です。「支援」の登場で「子ども主体」「子どもが主役」の授業づくりの中で、“指導することを怖がっていないでしょうか?”、“指導すべきことをしていない?”という指摘があります。支援の中には、援助や指導、指示も含まれることを忘れていけません。
◇自分の授業を振り返る
教え込み型 これには、援助も支援も見られない。
放 任 型 やらせっぱなし、活動は拡散し、ねらいからかけ離れていく。
自己満足型 教師は子どもの側に立って授業を構想し、実践に努めているが、授業は「もどき」です。子どものよさがどれだけ見えるかが鍵です。
臨機応変柔軟型 ガキ大将的支援法と黒子的支援法を兼ね備え、子どもの実態と状況に合わせて使い分けるタイプ。そのためには優れたセンサーが必要です。
*優れたセンサーとは、深い児童理解と授業実践の積み重ねによって高められていくものです。高く広くアンテナを張り全体の動きを素早くキャッチすることが大切です。
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