門徒物知らず 🤷♂️門徒とは、浄土真宗の信者のことを指します。他宗の信者から見て、当たり前と思える習俗に従わないことを指摘する時などに用いられます。他宗の信者が浄土真宗の葬儀・法事に参列すると違和感を覚える事が多く「門徒の人は、そうしたしきたりを知らない。世間知らずである。」と揶揄する時に使われる言葉です。門徒の人もそう言われると「門徒物知らずですから」と自ら認めることによって、穏便にその場を納めてしまう時にも使われるようです。
👀浄土真宗で有名なのが築地本願寺です。お寺と言えば和風の建築をイメージしますが、こちらは、インド風の古代仏教建築の外観と中は和洋中を取り入れたデザインの珍しいお寺で、正に違和感を覚えます。変わっているのはデザインだけではなく、カフェや書店があったり、パイプオルガンを聞けたりする開かれた革新的なお寺なのです。宗派に関係なく受け入れるため、コロナ禍にあって、参拝者が増えていると言います。
北海道の冠婚葬祭 😁明治になって新天地に夢と希望を持って北海道開拓にやって来た先人たちは、厳しい自然環境に中で独自の文化を築きました。それは互助の精神と合理主義です。結婚披露宴の会費制や葬儀を地域で賄うのもその一つです。特に冠婚葬祭は、他県と大きく異なります。内地~🤦♂️祖父母や母は、本州のことを“内地”と言います。北海道は“外地”で日本ではないのか?と小さい頃思いました。その内地での招待制の結婚式に出席すると、北海道民は、まさに「門徒物知らず」状態です。道民は、儀礼(祝賀、慶事、弔事、法要、年末年始の挨拶、お中元、お歳暮などのしきたり)に疎いところがあります。北海道の風習が「全国共通である」とは思わないことです。「門徒物知らず」を自ら認めることが大事です。
👌道内でも特にオホーツクに来るとそれがさらに希薄になっています。しかし、過去や古い風習に拘らない方が革新的で時代の流れに適応していけると思います。「門徒もの知らず」で結構! ちなみに我が家は曹洞宗(禅宗)です。
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